谷川から水路へと流れる清き水は、美しい曲線を描く”神の田”へ。日本の原風景といわれる田染荘には、今もなお中世の風が吹いている。地区の東側にそびえる奇怪な岩峰には鬼が封じ込められた跡がある(穴井戸観音)。その岩峰に拓かれた中世の修行場「夕日岩屋」は、自然と人間の共同作業によって育まれた美しい景色を見守ってきた。私たちもまた夕日岩屋に立てば、ここの人々が、千年もの間どのように生活してきたかを肌で感じることができる。
構成文化財の名称 | 田染荘小崎の農村景観 |
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構成文化財のよみかた | タシブノショウオサキノノウソンケイカン |
指定等の状況 | 重文景 |
カテゴリ | 鬼の伝説 , 美しい景観 , 食と農 |
ストーリーの中の位置づけ | 岩峰上の修行場・夕日岩屋から荘園の景観が一望できる。また、その麓の穴井戸には鬼が封じ込められた伝承がある。 |
文化財の所在 | 豊後高田市田染小崎 |
モデルコース |
初詣モデルコースB 田染三社と磨崖仏
日本遺産王道コース 「鬼が棲む景勝地巡り」 |
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