国内外へ発信!天念寺の「修正鬼会」
現在、文化芸術の祭典「日本博」が全国各地で開催されており、「日本の美」を国内外へ発信しています。その一環として、日本遺産を活かした伝統芸能ライブ「NOBODY KNOWS 豊後高田公演」が、11月30日(土)に天念寺で行われました!
会場の講堂付近ではライトアップも行われており、暗闇の中で川中不動や紅葉が照らされて幻想的な雰囲気を醸し出していました。講堂前では、今年の鬼会で使用した3本の大松明も立てられており、修正鬼会本番と同様の景色を作り出していました。静寂の中で邦楽や狂言の実演をしていただき、参加者も吸い込まれるように見入っていました。また六郷満山や鬼の成り立ちなど「くにさき」にまつわるトークもあり、さまざまな日本の鬼文化を垣間見ることも出来ました。
そして、公演の最後に「修正鬼会」が行われました。本来は旧暦正月七日に行われる伝統行事「天念寺修正鬼会」が、天念寺で特別に実演されるのは初めてです。今回のイベントでは、「香水の舞」から「鈴鬼」、そして「鬼走り」までが再現されました。また、香水の部分は観客にも参加してもらい、無病息災などを願って肩や背中を叩いてもらう「御加持」も行われました。
多くの方に興味を持っていただき、また盛況のうちに終了することができ、伝統芸能ライブ「NOBODY KNOWS」のフィナーレとして締め括ることができました!