日本遺産・九州沖縄連携が新たな1歩!
2月12日(水)、豊後高田市役所高田庁舎にて、日本遺産九州沖縄連携協議会の設立総会及び第1回総会を開催しました。
2019年頃から徐々にスタートした九州沖縄の日本遺産認定地域同士の連携事業ですが、2023年度には六郷満山日本遺産推進協議会が、文化庁の公募事業である「日本遺産魅力増進事業(文化庁100%出資)」を活用して、必要なデザイン・ストーリーの作成や、連携のモデル事業(シンポジウムやイベント(PRイベント・物販イベント))を行ってきました。キックオフシンポジウムで提言されました内容(連携の必要性/連携の方向性)については、その後、各地域へのアンケート等によって調整を行いまして、準備会をおこなってまいりました。そしてこの度、連携協議会を設立して、事業を進展させる運びとなりました。
この度は、取組に賛同いただいた協議会の内、負担金を準備いただいた4つの協議会(六郷満山日本遺産推進協議会【大分県豊後高田市、国東市】、八代市日本遺産活用協議会【熊本県八代市】、日本遺産南国宮崎の古墳景観【宮崎県西都市、宮崎市、新富町、高鍋町】、中津玖珠日本遺産推進協議会【大分県中津市、玖珠町】)に参会いただき、連携協議会の設立に必要な規約や役員の決定を行いました。
事業については、九州沖縄にあるすべての日本遺産協議会が対象とする一方で、負担金を準備いただいた協議会:A会員に対してのみ議決権を付与する制度としており、今後のA会員の拡充を図っていきたいと考えています。
今年度は、2月28日~3月2日に熊本県八代市で開催されます「九州国際スリーデーマーチ」に協議会として参加いたします。本日参加の4協議会に加え、教育遺産世界遺産登録推進協議会の日田市や、人吉市の球磨焼酎蔵ツーリズム協議会様・人吉温泉観光協会様にも、日本遺産認定地域の団体として参画いただきます。
今後は九州沖縄連携の取組が、ノウハウの共有や共同事業の実施などにより、より強固に幅広く行われることを目指して活動いたします。