日本遺産くにさきで開発してきた「食」のブランドブックが完成!
2025年1月、日本遺産くにさきで制作に取り組んできました「食」のブランドブック(パンフレット)が完成しました。
日本遺産くにさきでは、地域文化とともにある食材・食文化を「鬼の幸」と呼んでブランド化することを目指しており、11の谷ごとに「鬼の幸」の調査・商品化を進めてきました。
今回は各地域の歴史文化、日本遺産ストーリーとともに、「鬼の幸」について知ってもらうためのパンフレットを作成し、商談・PRなどに使用いたします。
(本事業は、令和6年度 文化庁・日本遺産魅力増進事業を活用して実施されました)
本事業では、福岡のアーリーアダプタと呼ばれる食に対する感度が高い人たちをメインターゲットとし、食を入り口に国東半島や日本遺産くにさきを知ってもらい、来訪につなげることを目指しています。
福岡は日本遺産くにさきの開発してきた食品の卸先として大きな割合を占めており、個々の食品を単に販売するよりも、「鬼の幸」として地域文化と一緒に紹介することで、より興味深く食の情報に触れてもらえるのではないかと考えています。
そのため、今回コンセプトブックの制作を依頼したのは、福岡のローカル雑誌で食の取材に関しては定評のある『ソワニエ+』。
雑誌中のPR記事の企画と連動して、かっこいい写真・文章により、「鬼の幸」をより魅力的に見せてくれるパンフレットとなりました。
パンフレットのデータはこちらから
ブランドブック内の「鬼の幸」をご紹介!
鬼の郷の実山椒とかぼすの生七味(長岩屋谷)
天念寺修正鬼会が執り行われることで有名な豊後高田市長岩屋谷の山の幸をふんだんに混ぜ込んだ万能調味料。
実山椒と青唐辛子の爽やかな辛みと、穂紫蘇やかぼすの芳醇な香りを、冷凍タイプのペーストでそのままお届けいたします。
レシピは東京・六本木Maestranzaの比嘉康洋シェフに考案していただき、他の地域には真似できないゴージャスなフレーバーに仕上がりました。
【ネットショップでも購入できます】
☆鬼の郷の実山椒とかぼすの生七味
田染の夕 窓の月(田染荘)
かつて田染荘エリアにあった造り酒屋「渡邊酒造場」の「窓の月」を復刻。
田染荘の1等米と醸造適正◎の伏流水を使って、辛口に定評のある小松酒造場(宇佐市長洲)の手で、香り高く、後味もさわやかな特別純米酒に仕上げました。
田染荘の美しい景観を知っていただく機会を創出する「景色を伝える日本酒」としてラベルや化粧箱も新調しました。
【銘酒処田染荘のサイトでも購入できます】
☆田染の夕 窓の月(外部リンク・銘酒処田染荘)
国東半島マテ貝醤油(真玉谷・武蔵谷)
干潮時に干潟に縞状にあらわれる洲と澪が、夕陽に照らされる光景が美しい「真玉海岸」で獲れるマテ貝から丁寧にダシをとって作った醤油です。
マテ貝は綺麗な干潟に生息しており、国東半島を含む瀬戸内海エリアではよく食されていますが、それ以外の土地では中々手に入らない高級食材。クセはないが、味と旨味が強く、ダシ醤油になっても、しっかりとマテ貝の味がします。
【ネットショップでも購入できます】
☆国東半島マテ貝醤油
岬ガザミ養殖プロジェクト(香々地谷)
豊後高田市香々地地区でスタートしているガザミ(ワタリガニ)の養殖プロジェクト。
近年の海中の環境変化などの影響を受けて、漁獲量が激減している岬ガザミを復活させるべく、成功すれば日本で最初の養殖ガザミとなります。
【養殖ガザミはふるさと納税の品目にもなっています】
☆ぶんご岬ガザミ(蒸し)(外部リンク・ふるさとチョイス)