更新日2019年04月17日
田染地区の美しい風景の歴史を探る
豊後高田市教育委員会では、前回の国東半島の名勝地の特定に関する調査で特定調査地から外れていました田染地区について、追加調査を実施しました。このたび、その成果をまとめた『国東半島「田染」名勝調査報告書』を作成しました。
報告書のデータ(PDF)は、以下のリンク先からご覧いただけます。
報告書表紙
報告書の内容(各名勝地の歴史・風景についてまとめています)
田染地区の風景ギャラリー
田染地区には、国東半島に特徴付けられる岩峰の景勝地が点在しています。特に、江戸時代前期に貝原益軒によって奇観と評された鍋山(三の宮の景)や、南北朝時代の古文書にも見える田染荘小崎の水田を一望できる夕日岩屋、江戸時代後期に京都風の地名を名付けられた西叡山・桂川などは、特筆すべき景勝地として評価されました。くにさきを訪れた際は、これらの景勝地も是非ご見学ください。
聳り立つ鍋山
西叡山からの眺望(朝靄)
夕日岩屋からの眺望(田染小崎)
水田から見上げた夕日岩屋
熊野集落から見えるウトノアナ(鬼が棲むという)
田染荘の朝靄