富貴寺でVR体験ができます!
「九州最古の木造建造物」として国宝に指定されている富貴寺大堂にある壁画は、須弥壇(しゅみだん)背後の壁や柱、長押(なげし)などに極楽浄土の世界や文様が極彩色で描かれていました。
創建から約900年を経て、彩色は剥落し、壁画の詳しい様子は見えづらくなっていますが、現在は県立歴史博物館(宇佐市)で創建当時の美しい色彩が復元展示されています。
このたび、創建当時の堂内の様子がVR(バーチャルリアリティ)で色鮮やかに再現され、多言語対応(日・英・中・韓)での解説付きで体験することができるようになりました。
富貴寺の拝観後にVRを体験していただいた方からも、「360度見られるのは驚き」「壁画がこんなにも色鮮やかだったのがよく分かる」と感想をいただいています。
VR体験は、仮本堂(修復中の本堂横)にて、無料でできますので、お気軽にどうぞ!
※10月20日まで行われるラグビーワールドカップの期間中は、富貴寺大堂の脇にある特設ブースでご体験いただけます。
※富貴寺大堂の拝観は別途料金が必要になります。
詳しくはこちらからご覧ください。
国宝・富貴寺大堂
堂内の壁画
県立歴史博物館で復元展示されている壁画①
県立歴史博物館で復元展示されている壁画②
体験できるVRは他にも!
「修正鬼会」が毎年行われている天念寺の近くには鬼会の里歴史資料館があります。そこでもVR体験ができることはご存知でしょうか?
こちらでは、天念寺耶馬・無明橋を修行僧のように渡る疑似体験ができるVRとなっています。
六郷満山の修行「峯入り」で実際に渡っている無明橋は、危険な場所のため現地での見学はできませんが、このVR体験により、現地にいるような臨場感を味わうことができます。
こちらも是非お楽しみください!
天念寺耶馬・無明橋
六郷満山の修行「峯入り」
鬼会の里歴史資料館