九州沖縄には15の日本遺産があります。
ストーリーのテーマとなる時代は、古代から近代まで様々で、九州沖縄の日本遺産を通覧することは、九州沖縄の豊かな文化の根源をたどる事ができます。
はじめは有志から始まった九州沖縄連携。情報共有や協議を重ね、徐々にその輪を大きくしてきましたが、ルールづくりの問題や、コロナ禍の影響で活動が途切れ途切れとなっていました。
そこでこの度、文化庁「日本遺産魅力増進事業」を活用し、「日本遺産 九州沖縄連携」をリスタートすることを宣言します!
「九州はひとつだ!」
【12/06追記】2024年1月に沖縄と宮崎でPRを行います!
今年の九州沖縄連携の事業では、日本遺産の認知度拡大と、文化財継承のための収益強化のため、沖縄と宮崎でPRのための催事を行います。催事の内容については、現在調整中なので、徐々に書き足していきます。各地域にお出かけの皆様は、ぜひ会場までお越しいただけますと幸いです。
☆沖縄プラザハウス・フラッグシップナハ 特産品等販売イベント(1/5-11)
ロージャース・フーズマーケット様にご協力をいただきまして、日本最古のショッピングモール・プラザハウス内(沖縄市)、フラッグシップナハ(那覇市)にて、九州沖縄連携の特産品等販売イベントを実施します。
☆宮崎駅前AMUひろば 日本遺産九州沖縄連携PRイベント(1/20-21)
宮崎駅前にいて、九州沖縄の日本遺産認定協議会が集まってPRイベントを行います。各地域の見所やグルメなど、様々な情報について直接聞くことができる機会です。
【11/28追記】九州沖縄連携ロゴ&メインビジュアル完成
11/27月に実施されました日本遺産 九州沖縄連携キックオフシンポジウムにて、ロゴ&メインビジュアルの披露がありました。
制作を行ったのは、福岡県在住のデザイナー・小林大助さん(助太刀デザイン)。今年福岡で行われた世界水泳2023のメダルデザインなど、輝かしい実績をお持ちのデザイナーです。九州の文化に対する愛も深く、今回の制作で様々な文化財を描く際にも、土地々々の最高傑作のデザインに触れて深く感動したと語っていました。
ロゴマークは「九州沖縄XSTORY(エクストリー)」。九州沖縄とストーリーを掛け合わせた造語で、「特別」を意味するextra(エクストラ)、「体験」を意味するexperience(エクスペリエンス)、「化学反応」を意味するchemistry(ケミストリー)などの意味も包含しています。ストーリーを活用して地域を盛り上げる日本遺産にも相応しいタイトルロゴとなりました。
また、メインビジュアルは九州沖縄のバラエティに富んだ構成文化財をちりばめた豪華なイラストとなりました。タイトルの「九州沖縄大国」は、その土地の長所をあらわす〇〇大国(経済大国、長寿大国など)から取っており、九州沖縄のすぐれた独自の文化をPRするものになっています。九州沖縄のエキゾチックな雰囲気もつたわるメインビジュアルとなりました。
日本遺産 九州沖縄連携ロゴ
日本遺産 九州沖縄連携メインビジュアル
【11/10追記】九州沖縄連携キックオフシンポジウム(11/27)
九州沖縄連携の各協議会が集まり、今後の連携について、その意義を再確認し、新しい一歩を刻むキックオフシンポジウムを実施します。
九州の日本遺産に関わっている皆様で、参加希望の方は六郷満山日本遺産推進協議会(TEL:0978-53-5112)までお問い合わせください。
◇日時:令和5年11月27日(月) 13:30~17:00
◇会場:豊後高田市役所高田庁舎2階コスモスホール
◇内容
・記念講演(丁野 朗 先生)
・4協議会の事例報告
・パネルディスカッション「日本遺産 九州沖縄連携でできること」(コーディネーター:飯沼 賢司 先生)
【9/11追記】九州沖縄連携のメインビジュアル制作者募集!
九州沖縄連携の魅力を伝えるためのメインビジュアルの制作を行うため、デザイナーの選定を行います。
九州沖縄で活躍されているデザイナー、九州沖縄にゆかりのあるデザイナーは奮ってご応募くださいませ。
詳細は以下のリンクよりご確認ください(外部リンク・大分県デザイン協会HP)
九州沖縄連携の日本遺産(リンク集)
①近世日本の教育遺産群 -学ぶ心・礼節の根源-(大分県日田市)
②古代日本の「西の都」 ~東アジアとの交流拠点~(福岡県太宰府市、筑紫野市、春日市、大野城市、那珂川市、宇美町、佐賀県基山町)
③国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~(長崎県対馬市、壱岐市、五島市、新上五島町)
④相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里‐人吉球磨~(熊本県人吉市、錦町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村、あさぎり町)
⑤鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴 ~日本近代化の躍動を体感できるまち~(長崎県佐世保市)
⑥日本磁器のふるさと 肥前 ~百花繚乱のやきもの散歩~(佐賀県唐津市、伊万里市、武雄市、嬉野市、武雄市、有田町、長崎県佐世保市、平戸市、波佐見町)
⑦関門“ノスタルジック”海峡 ~時の停車場、近代化の記憶~(福岡県北九州市)
⑧米作り、二千年にわたる大地の記憶 ~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~(熊本県山鹿市、玉名市、菊池市、和水町)
⑨やばけい遊覧 ~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~(大分県中津市、玖珠町)
⑪古代人のモニュメント ―台地に絵を描く 南国宮崎の古墳景観―(宮崎県西都市、宮崎市、新富町、高鍋町)
⑫薩摩の武士が生きた町 ~武家屋敷群「麓」を歩く~(鹿児島県鹿児島市、出水市、垂水市、薩摩川内市、いちき串木野市、南さつま市、志布志市、南九州市、姶良市)
⑬琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」(沖縄県那覇市、浦添市)
⑭砂糖文化を広めた長崎街道 ~シュガーロード~(長崎県長崎市、諫早市、大村市、佐賀県嬉野市、小城市、佐賀市、福岡県飯塚市、北九州市)