更新日2022年04月06日
平成30年に国の名勝に指定された豊後高田市の「中山仙境(夷谷)」は、夷地区の広大な範囲の岩峰群と、谷間に展開する六郷満山寺院・夷岩屋の境内地などからなる名勝で、自然・歴史・民俗的な要素が相互に作用しあい、独特な風致景観をつくりだしており、日本遺産の重要な構成文化財の1つにもなっています。
この度、豊後高田市教育委員会では、名勝・中山仙境(夷谷)を適切に保存し、また、日本遺産事業などと連携しながら活用していくために必要な基本方針などを定める『名勝中山仙境(夷谷)保存活用計画』を策定しました。今後はこの方針に沿って、中山仙境(夷谷)をより良くするための事業を展開していきます。
また、計画策定に際しまして、過去の調査等を詳細にまとめただけでなく、指定地における基礎的な植生調査や中山仙境無明橋の実測図作成など、新たな調査も実施し、その内容も掲載しておりますので、地域学習などにもお役立てください。
計画本編については、豊後高田市ホームページで公開するほか、市政情報コーナーや豊後高田市立図書館などにも配置しています。