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イベント

【DC企画】初夏の富貴寺大堂ライトアップ

開催日2024.05.11-5.19

今年は、福岡・大分ディスティネーションキャンペーンが行われますので、
富貴寺では、通常秋に実施しているライトアップを、初夏にも実施いたします。

富貴寺は平安時代に宇佐大宮司家の祈願所として成立したというご縁から、今回特別に宇佐神宮の雅楽が奉納されます。
六郷満山寺院の僧侶による声明も公開されますので、ぜひ観覧ください。

実施期間:2024年5月11日(土)~5月19日(日)
拝 観 料 :500円

特別公開:5月11日(土)18:30~ 宇佐神宮雅楽演奏
     5月19日(日)18:30~ 天台声明

イベントの詳細はこちら(豊後高田市観光サイト)

富貴寺について

富貴寺は、平安時代に宇佐神宮大宮司家の祈願所として成立した寺院で、古くは蕗阿弥陀寺という名称で資料に見えます。
なかでも富貴寺大堂は、平安時代末期に建造された「現存する九州最古の木造建築物」として知られ、当時隆盛した浄土思想が九州にも伝播していたことを示す、歴史を肌で感じることができる建物で、国宝に指定されています。
宝形造で程よく沿ったの美しい屋根、丸瓦の一枚一枚にも阿弥陀如来の装飾が施されています。内部には、全面に極楽浄土の世界が再現された壁画が残されており、重要文化財に指定されています。お祀りされている木造阿弥陀如来坐像も、平安時代後期の像で大堂建造のころからあったものと考えられており、こちらも重要文化財に指定されています。

ライトアップで照らされる樹木には、富貴寺が建造された民話にも登場するシンボルツリーの榧の木(かやのき)、秋には紅葉・黄葉を見せてくれるモミジやイチョウなどの葉が美しい新緑を見せてくれるでしょう。

木造阿弥陀如来坐像(重要文化財)と大堂壁画(重要文化財)

秋のライトアップの様子