鳥居から一歩踏み入れればそこは神域。参道内の集落には、江戸時代の茅葺き屋根の建物が並んでいる。 中世には今熊野山と呼ばれた胎蔵寺の坊集落として成立した熊野集落。国東半島の石工の故郷と知られるこの場所には、かつて熊野磨崖仏を彫った仏師たちも住んでいたという伝承がある。熊野集落には鍛冶屋坊があったとされ、仏像を制作するための道具も作られていたのかもしれない。
構成文化財の名称 | 田染荘熊野の農村景観 |
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構成文化財のよみかた | タシブノショウクマノノノウソンケイカン |
指定等の状況 | 未指定 |
カテゴリ | 美しい景観 |
ストーリーの中の位置づけ | 熊野磨崖仏を厚く信仰してきた集落。対面には大穴のあいた岩があり、そこに棲む鬼が石段を築いたという伝承が伝わる。 |
文化財の所在 | 豊後高田市田染平野 |
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