文殊仙寺所蔵の鬼大師は全身一木造りの像高20.3センチで、17~18世紀製作と考えられている。角大師とは天台座主で比叡山延暦寺の中興の祖と言われる良源が人々のために、鬼神と化して疫病神を追い払った姿とされ、魔除けや厄除けの護符として広く信仰されているが、彫像となったものはめずらしい。
構成文化財の名称 | 木造鬼大師像 |
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構成文化財のよみかた | もくぞうおにだいしぞう |
指定等の状況 | 市指定(有形) |
カテゴリ | 鬼の伝説 |
ストーリーの中の位置づけ | 天台僧・良源が鬼に扮して民衆の疫病を払った伝説を木像にしたもの。鬼に対する憧れの強さを象徴する。 |
文化財の所在 | 国東市 |
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